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妊娠は いくつもの奇跡から成り立っています。
それは不妊治療を経験した人なら誰もが知っていることです。
でも世の中には知らない人がまだまだ多くいます。
結婚したらすぐ子どもができて当たり前だと思っている人、いっぱいいますよね。
私だって、こんなになかなかできないとは思っていませんでした。
このため
何の苦労もなく赤ちゃんができた人から
「まだできないの?」
「早く産んだ方がいいよー」
とか言われたり
「新しい家族が増えました」
と写真入りの年賀状を送られてきたり
悪気はないと 分かってはいるけど
不妊治療をしている側からしてみれば結構ツラいことが多くあります。
この記事を読んでいるあなたなら、私と同じような悲しい思いをしたことがあるんじゃないかな。
こんなに情報があふれる世の中になっているのに
妊活や不妊治療についての知識と理解はあまり進んでいないように思います。
採卵で、1つでも卵が採れるのが どれほど素晴らしいことか
その中でも胚盤胞にまで育ってくれることが どれほど尊いものか
ちょっとでも卵がくっついてくれたことが どれだけミラクルであるか
私は不妊治療を通して 身に染みてよく分かりました
2022年(令和4年)4月から 体外受精などの基本治療が保険適応されることになりましたね。
今まで治療に踏み切れず悩んでいた人にとって 明るいニュースです。
治療したいと思う人が誰でも治療をすることができて
妊活や不妊治療について、今よりもっとオープンに話せる世の中になるよう願っています。
そして世間の知識と理解がどんどん深まっていってほしい。
特にこれからの将来を担う子供たちに 妊孕性 (にんようせい) =「妊娠するための力」について知ってもらいたい。
知ってて選ばないのと、知らなくて選べなかったでは違います。
これからの子供たちには「知らなかった」で後悔することのない人生を送ってほしいと思っています。
続き:第2子妊活のキロクはこちらから
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